2016年02月13日

2016年口熊野

 口熊野マラソンでのフル、やっと4時間を切ることができた。

 過去の記録を振り返ってみると、初めて大会で走ったのが平成15年(2003年)3月の美山村でのハーフ。かれこれ13年前(36)。

 その後、ずっと1時間45〜55分の間でウロウロしていたタイムだったが、30代で1時間30分台を出したいと思い、平成19年(2007年)の口熊野でどうにか39歳でギリギリ1時間39分を記録。この時の終盤の苦しさは今でも覚えている。おそらく効率も悪く量も不十分な練習なうえに、レースの組み立ても無茶な内容だったんだろう。それでも今でも自己ベストのタイムであり、一つの目標を達成した満足感はある。

 初めてフルに挑戦したのが、平成21年(2009年)(41)の口熊野。タイムは4時間10分だった。10キロ過ぎからふくらはぎが痛みはじめ、何度も棄権がよぎった終始苦しいレースだったが、ビーチラグビーで出会った女子に励まされて、かろうじて完走。あまりのしんどさに、もうフルはええわ、と思ったものだ。

 その後、口熊野も2年間はハーフに戻ったが、平成24年(2012年)再度フルに挑戦。調子も良くてかなりいいスピードで走ったが、32キロ付近で太ももがつってしまい、なんと4:00.37。ネットタイムでは4:00.13というあまりにもネタ過ぎる結果となった。でもこれが大きな励みにもなり経験にもなった。

 翌年はフルにエントリーしたものの仕事の関係で棄権し、一年空いて3回目のフルは、季節外れの温かさで発汗がハンパなく、水分不足から全身いろんなところが痙攣して、脚も全く動かずに4時間29分の惨敗。このレースも忘れられない苦しさだった。でも近藤M彦さんとかなりの時間、一緒に走ることができたのはおもしろかった。最終的に負けたけど。

 このレースの後、後輩からマラソンマネジメントの本を教えてもらって、やっとこの辺で、トレーニング方法やレースの組み立て、食事のコントロールや当日のサプリメントなどちゃんと情報収集するようになった。同時にそれが大きなモチベーションにもなり、多少なりとも練習量も増えた。

 そんな情報収集に努めて、走る以外の面でしっかり準備をした昨年のレース。前年の惨敗を教訓に水分補給をしっかり行ったが、今度は気温が低く汗が出なくてトイレに3回も立ち寄ってしまい、なんとタイムが、4:00.56。ネットタイムで、00分24秒というまたもややらかしてしまった。
 思いっきりトイレで失敗したが、でもこのレースは、終盤タイムもあがって初めてフルを最後まで楽しく走ることができて、何かつかんだような気がする。

 今回のレースでは、予定のタイムよりもスピードが上がりすぎ、30キロで太ももが痙攣してしまうという失敗パターン。このときは、今回もやっぱりだめか、という思いがよぎった。また、終盤時計を見て、3時間35分で残り4キロ、アカン無理や、と思った。が、それは単に勘違いで直後に39キロの表示が見えたときに、「あれ?そうか、よし!3キロ!」とみるみる元気が出てきた。結果としては、痙攣やトイレ休憩1回のロスを、前半のオーバーペースでカバーできたことになる。ただペース配分がそうでなかったら、ツッてなかったかもしれんけど。

 こうやって振り返って数えると今回が5回目の挑戦で、念願のサブ4。素直にうれしい。また、ゴールの少し手前やゴール地点で、後輩たちから「4時間切れる!」と応援してくれたのも、うれしさと誇らしさが混じったなんともいえないいい気分になった。ゴールの写真もこれまでは苦しそうな顔や姿ばかりだったが、初めてガッツポーズに笑顔。あぁよかった。

 今回のレースに向けてやったこと。

・一週間前からコーヒーをやめた…前年のトイレ失敗話をfacebookでネタにしたら、アスリートクラスのランナーの方から、「カフェインのコントロールは一週間前から」とのコメントをいただき実行。でも、土曜日の朝、休日モードで家でゆっくりして、朝普通に出されたコーヒーをこれまたフツーに飲んでしまっていた次第。

・一週間アルコールを抜く…もうかなり前から平日は飲まないモードになっていたが、土日も含めて飲まないようにした。けど水曜日の夜、出張があってワインなどを美味しく飲んでしまったものの、量は抑えることができた。

・減量…これまで体重を落とすなど、思ったこともなかったが一ヶ月ほど前から、ご飯の量を減らし少しだけゆっくりと落とした。お蔭で、内臓脂肪率が1ポイント減少。これまで少しご飯を食べすぎていたのかもしれない。これ以上痩せるつもりはないが、ご飯少な目は健康にも身体づくりにも良さそうで、継続していこうと思う。今回とても良いきっかけになった。

・スピードを意識した練習…ものの本で距離よりもスピードの練習が大事、というのを読んで。というか、練習で30キロ走をようせんし、というのもあって短い距離でもスピードを上げて、直前の一ヶ月はできるだけ練習間隔をあけないように小さい積み重ねを意識した。結果として、最小限の練習量で最大の効果を出せたように思う。

 フルマラソンは、本番に向けての諸準備、レースの最中、いずれもすごくマネジメントが求められる、そこがおもしろいと思えるようになったのは、とても大きい。
 
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posted by お・ at 10:25| 和歌山 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月05日

敷地を出るまで笑うな

ふと思い出して、調べたら見つかった。
2016年1月1日の産経抄。「敷地を出るまで決して笑うな」そういう気遣いを大事にしたい。

 ▼明けましておめでとうございます。それにしても、お正月には、どんな意味があるのだろう。作家の井上靖さんは、「元旦に」という詩に書いている。
 ▼「人間の一生が少々長すぎるので、神さまが、それを、三百六十五日ずつに区切ったのだ。そして、その区切り、区切りの階段で、人間がひと休みするということだ」。昭和32年の元旦、50歳を間近にした井上さんが抱いた感慨だった。
 ▼「ひと休み」の1日、井上家には大勢の客が訪れて、酒宴となるのがならわしである。ある年の宴(うたげ)が終わり、最後の客を玄関で見送った後のことだ。何かの拍子に笑い始めた、4人の子供たちをひどく叱った。
 ▼「敷地を出るまで決して笑うな。客は自分のことを笑われたと思うから。ひょっとしたら、井上の家を恨むこともあるかもしれない。笑われる立場にない人は、自分が笑われたと思わない。しかし、世の中にはそうではない人もおり、邪気のない笑いが人を傷つけることがある」。ドイツ文学者の長男、修一さんが小紙に語ったエピソードである。

posted by お・ at 16:48| 和歌山 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする